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企業と学生のギャップ

互いのギャップ

企業の採用がうまくいかないという背景には、企業側が思っている仕事に対する意識と、学生側が思っている仕事に対する意識にギャップがあることが原因の一つだと言えます。
例えば残業に対する意識などを見てみると分かりやすいでしょう。

学生側にブラック企業に当たると思われる残業時間はどれぐらいか?という質問をした所、かなり多い割合の人が「残業がある時点でブラック」と回答しています。
対して企業側に同じ質問をした場合には、「月間50時間以上」といったような回答が中心となりました。
つまり、学生側からすると、企業側が問題ないと考えている50時間以下の残業でも、十分よくない企業だと考えている可能性があるということです。

特に最近の学生は、収入の良し悪しやキャリアの向上などだけではなく、ライフ・ワーク・バランスを考えた就職活動をしていることが少なくありません。
いくら収入がよくとも、プライベートを犠牲にするような仕事は求めていない層が拡大しているということです。
この現状を受け入れて採用活動をしていくことが企業には求められていくことになります。

入社後のギャップ

もう一つ企業の採用に掛かる問題として、せっかく入社した社員が短い期間でやめてしまう、というものが挙げられます。
青い鳥症候群と呼ばれる、「きっともっと良い職場があるはずだ」という理由で転職をくり返す人もいますが、多く「思っていたのと違った」というギャップが辞める理由に直結しているといえるでしょう。
このようなギャップが発生しないようにするためには、求人情報などに優良誤認をさせるような記述はしないことです。
採用が芳しくないとこのようなことをしてしまいがちですが、結果的に評価を下げ、採用の状況を悪化させていきます。