価値観の変動
日本式の年功序列型の企業は次第に数を減らしてきています。
そもそも年功序列が受け入れられるためには、前提として確たる終身雇用がなけれはいけませんでした。
リストラなどの可能性が増え、終身雇用が約束できなくなった現代において、年功序列型が廃れつつあるのは当然といえば当然の潮流です。
そんな日本型の年功序列型企業に取って代わろうとしているのが、欧米型の成果主義企業です。
この成果主義企業にはメリットがある反面で、デメリットも存在していることを認識しておかなければなりません。
新しい企業ではなく、すでにある企業が方針転換を図るのであれば、その両方を知ることが重要になります。
成果主義の良し悪し
では、成果主義によるメリットとデメリットについて簡単に見て行きましょう。
まずはメリットについてから紹介していきます。
一つ目のメリットとして、従業員が積極的に利益向上に努めるようになります。
どうすることで成果を挙げられるのか、ということを考えるようになるため、全体の向上を図る事ができるでしょう。
二つ目のメリットとして、成果主義を導入する段階での検討が重要であるということが挙げられます。
成果主義を導入するためには、そもそも評価の対象とする成果とは何かを考えなければなりません。
この評価基準を社内で考えることは、新しい風を生み出すことに直結します。
最終的には、成果について経営側と労働側が共に意識することになり、成果を挙げられるように仕事をするようになっていく、というのが成果主義の目標となります。
ただし、すべての改革がその通りに進むとは限りません。
成果主義のデメリットについても見て行きましょう。
まず一つに、自分の成果を優先するために部下の教育をおろそかにするなど、全体の不和が発生する可能性が挙げられます。
ともかく自分の成果を上げることばかりに終始するようになってしまえば、組織としての体面を失うことにつながりかねません。
さらに、失敗することによって報酬が減るという体制から、チャレンジャブルな取り組みが少なくなってしまう可能性もあります。
無難な計画で済ませるようになれば、せっかくの成果主義も意味を失うでしょう。
